姑との同居はストレスだらけ、でもないぞ。15年完全同居してわかった完全同居のメリット
こんにちは、ぽん子です。
姑と同居5年⇒二世帯住宅を建てて完全同居10年⇒限界が来て現在別居中
の経過をたどっています。
一応嫁姑関係や二世帯住宅での同居という意味では普通の方よりも経験値が高いと自負しています(笑)
こんな私が考える姑との同居についてお話してみたいと思います。
- これから二世帯同居をしようか検討中の方
- 姑との関係性に悩んでいる方
- 義両親の支援を受けたいと考えている方
結論から言うと、安易に二世帯住宅を選ぶと失敗する

二世帯住宅って、家事や子育てが楽にできそう!
作ってみてもいいんじゃない?

確かに家事や子育ての負担が少なくなるというメリットはありました。
でも、いいことばかりに目を向けてしまうと失敗するのが二世帯同居です。しっかり注意点も理解して選択した方が良いと私は思っています。
まず最初に言いたいのは、二世帯住宅に住んで姑の完全同居することは
「ほぼ、いいことはない」ということです。
好きでもない旦那の母親と住んで、まずうまくいくわけがありません。
「なんとなく姑とはやっていけそうな気がする」
程度の覚悟しかないのなら、今すぐやめなさい!
マジで失敗します。
どんな心構えが大切かというと、
「自分は我慢強いから、少しぐらい意地悪されても気にならないわ」
この我慢のメンタルです。
もしくはかなり上級のスルースキル!(笑)
どんな嫌味を言われようが、どんな意地悪をされようが気にしない!
こんなメンタルの持ち主には二世帯同居は適していると思います。
かくいう私も、自分で言っても鈍い女でした。
だから旦那に浮気されても、女がいることを匂わせられても、仕事と偽って週の半分以上をギャンブルで遊び惚けられても全く気にならなかったわけですが・・・汗
正直私のような、他人のことに興味なく、自分の趣味やタスク、仕事や育児に没頭してしまえるような人には向いているといえます。
でもね、正直この自分の性格やスキルって、二世帯を経験しながら身についてきたものかもしれないって思います。
同居した当時は私も、辛かったりして泣いたりしたわけですよ。
でも、こんなことくらいで凹んでたらやってられない、という気持ちでここまで強くなったのかもしれません。
ですので、本気で二世帯同居をしてみようと考える人には、この後ちゃんとメリットもお話していきます。
何より最初に伝えたかったのは、
「二世帯同居って、楽でいいかも!旦那も勧めてくれてるしやってみよ!!!」
みたいなノリで決めるのはやめとけ、ってことですね、はい。
悪いことばかりじゃない、二世帯同居のメリット
では本題の二世帯同居のメリットって何なのかについてお伝えします。
私が経験した中で本当によかったって思えることを5つ選んでみました。
【姑次第で】子育てと家事が楽になる
私の場合は、姑が一緒に暮らしていることで子育てや家事を一緒に分担してくれていました。
具体的にはこんな感じです↓
- 私が仕事の時には姑がおやつや夕食を作って子供らに食べさせてくれる
- 私が寝落ちしてしまったときに皿洗いや洗濯などをしてくれる
- 子供が小さい時に遊んで相手をしてくれる⇒私は料理などスムーズにできた
- 子供が体調不良の時に、自宅で子供を見てくれる⇒仕事を休まずに済む
ここまで書いて気づきましたが、これは本来は旦那がするべきことですね(笑)
ただうちの旦那は、当初は仕事が激務で、帰宅しても持ち帰りの仕事などもあったので家事は私と姑がすべてやっていました。
なので、うちのように夫婦で共働きで忙しいような家庭に適していると思います。
あと、ひとつ言いたいのは
「姑も主婦業のプロ」
だということ。
つまりは子育てや家事など、旦那に一から教える必要のあるスキルを、姑様はすでに身につけており、さらにそのスキルが神がかっているというのは非常にメリットです。
なので正直、旦那に家事育児を教えるより、姑にやってもらった方が断然楽!!!です。(笑)
なのでお互いに干渉しすぎなければ、かなり効率的に家事や育児がこなせる、というメリットがあります。
子供が社会性を学び自立する
子供は大きくなるにつれ、家族間の人間関係を客観的にとらえるようになります。
うちの子供たちも、言葉では表さないものの、
「ママとばーばは、二人でいることはほぼない」
⇒きっとそこまで仲良くないのかな。
「ばーばはママのこと雑って言ってた。」
⇒ママが可哀そう。
こうやって、人の行動を見てその人間関係や相手の気持ちを察することができるようになります。
なぜそう断言できるのかって?
それは大きくなって、家族関係についての話題で自然と話してくれるようになったんです(笑)

ママってばーばと仲良くなかったよね。
ばーばもママがいない時に悪口っぽく言ってたし。
「ママは雑だから、あんな風になっちゃダメ」
って言い方はママが可哀そうだった。
そんな風に話してくれてますね。
私はもう姑に何を言われても動じないメンタルが出来上がっていたのですが、子供らがこのような姑の発言を聞いて、少しでも辛い思いをしていたのかなと思うと、やっぱり二世帯同居はすすめたくないですね(笑)
仕事がしやすい
最大ともいえるメリットは仕事のしやすさですよね。
私も看護師として夜勤もしていたことがあり、その時は姑のサポートは本当にありがたかったです。また、子供が熱を出したり、学校を体調不良で早退するとなった時も姑が対応してくれたりしました。
幸いにもうちの姑は、
「子供のためならできるだけサポートするからね」
と言ってくれていたので、遠慮も少なく子供のことを頼むことができました。
ただ、だんだん子供に関わる時間がお互いに増えるとどうしても育児方針の違いというものが出てくるようになります。
ケンカになることはなかったですが、もやっとすることは多くなるのでご注意を。
この記事にも書いてます↓

自分の視野が広がる
すごくポジティブ思考とも言えますが、自分と考え方の違う人間とプライベートを共有することで、他人の思考や自分を守る対応などを学ぶ機会になります。
私は同居を始めた頃は、姑世代の考え方というものは理解不能で自分の意見を出しすぎてお互い嫌な思いをすることもありました。
しかし、日々やり取りをしていく中で50~60代くらいの女性の考え方というものが非常にプライドがあったり、マウンティング気質だったりと非常に特徴的だと実感するように。
実際に姑の考え方を日々感じていると、職場の上司やお局さんから何か言われたとしても
「あ~これ姑と同じだ」
なんて余裕を持って流せるようになります。
さらにレベルアップすると、
「ここで共感してあげると喜ぶのよね~」
なんていう対応のコツも身についてきます(笑)
自分にとって害だと思うことは、何か言われてもスルーすればいいと思うようになりますし、逆に「それは知らなかった」と思う学びもあるので、うまく活用していくと自分の人生は豊かになると思います。
ん~例えば、子供のあやし方や、誘導の仕方などはやっぱり姑は上手でしたね。
また、ママだから子供がわがまま言って言うことを聞かないという時も、姑ならではの言い回しでうまく気分を変えてくれた時には「さすが!」と感じました。
また料理や食材の知識も、この年代の女性は非常に得意分野の方は多いです。
季節の食材やその調理方法など、役立つ知識を教えてもらって今では感謝したりしてるんですよ。
女性同士の愚痴が言える
最後に、女性同士ならではのメリット。
私はどうしても職場のことや旦那のことでイライラした時に愚痴る相手がいなかった時に、姑に愚痴ってましたw
え?旦那のことを姑に愚痴るの???
と思うかもしれませんが、そこは女性同士の視点なので旦那の短所も姑は良く理解はしてくれていました。
- 子供のしかり方が下手
- 料理に対して文句言われたとき
- 飲み会で帰宅時間が遅い時
定番ですが、このように女性が一般的にイライラするシチュエーションで一緒に姑も共感してくれたりするんですよね。
なので二人でお茶を飲みながら旦那の愚痴を言ってすっきりして、また頑張りましょう!なんて前向きになることも少なくありませんでした。
要はどれだけ姑と心を通わせて、自分もストレスフリーに過ごせる環境を作れるか、ってことが二世帯同居では重要なのではないか、と今なら思います。
姑との二世帯同居のストレスとメリットをしっかり考えた上で決めるのが大切
いかがでしたでしょうか?
私が15年間姑と二世帯同居をした経験の中で語らせてもらいました。
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二世帯同居を検討している方の参考になれば幸いです。
最悪家庭も人生もやり直せるよ。今の時代何とかなる。
最後に悩んでいる方に。
どうしてもだめだった時には今の時代、リセットはできなくはありません。
実際に今の私がリセット中なのですから。
確かに時間もエネルギーもかなり使います。正直、「二世帯同居なんでするんじゃなかった」と思っています。
でも今の自分や子供があるのは、旦那と姑のおかげだと感謝の気持ちを忘れないようにしながら生きています。
人生、失敗もあればやり直しもできます。
自分が「こうしたい」という道を選んでほしいなと思います。
あなた様に幸せな未来がありますように✨