二世帯住宅の生活費はどうする?15年完全同居した私の分担方法と金額

ぽん子
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こんにちは!
二世帯住宅を建てて完全同居を10年以上過ごしたぽん子です。

今回はなかなか聞けないお金の話。

二世帯住宅って、一緒に住むんだからやりくりはきっと楽になるよね!
でもどうやってお金の出し方を決めればいいの???

そんな風に悩んでいるあなたに、実際に私が二世帯で完全同居をして、生活費を分けた方法と反省点などをご紹介できたらと思います。

二世帯の生活費は「同居前」にしっかり決めないとダメ

まず最初に強く言いたいのは、必ず住む前に生活費などのお金のルールを決めておくということ。

私の反省点として大きかったのは、お金の取り決めをせずに二世帯住宅での同居を始めてしまった、ということ。

新築の二世帯住宅が出来て、浮かれ気分になっていたのもあり、

「住んでみて調整すればいいか!」

と考えてしまっていたんですよね。

そんな感じで何も決めずに同居を始めてしまい、最初はほぼ私が生活費全般を出すことになってしまったんです。

二世帯住宅だからと言っても電気、ガス、水道料金は一緒に請求される

あなたはもしかしてこのような考えを持っていませんか?

主婦A
主婦A

二世帯住宅なんだから、それぞれの世帯が使った分だけ費用を出せばいいじゃない!
それなら揉めないしラク~~~

まず大前提として、二世帯住宅とは言っても一軒の家です。

電気もガスも水道もネットも、一軒分としてまとめて請求が来ます。
なのでそれを使った分だけ分けると言うのはほぼ無理。

なので、うまく項目を決めて分けていくと言うのがスマートなやり方と言えるでしょう。

私が体験した光熱費の不公平感と対策

私の場合は最初は、家賃、光熱費、ネット代など固定費と言われるものはすべて私ら夫婦が賄っていました。肝心の姑は、家族全員で食べる分の食費を週に1回程度、自分でお金を出して買ってきてくれるくらい。

生活費として直接お金を渡してもらうことはなかったです。

こんな感じで始まった二世帯住宅での同居生活。
実際に私が感じたのは「不公平感」でした。

一緒に住むにつれて、違和感を感じるように…

ぽん子
ぽん子

あれ?私も夫も日中仕事にいないのに何でこんなに電気代高いの?

あ!お義母さんが昼間いるからか。
この分も私が出すの?何か違くない???

とこんな感じ。

我が家の二世帯住宅はオール電化だったので、特に電気代が今までよりも月に1万以上高くなってしまいました。原因は姑が希望でつけた床暖房。

姑はその床暖房がお気に入りで、冬場は毎日ほぼ一日使用していました。
そのため、電気代がかなり跳ね上がることに…

なので私は対策として、夫に家計簿を見せながら事情を説明し、姑に生活費を分けるよう提案をしてもらいました。

私が二世帯で分けた生活費の金額

私の場合は、同居してみて生活費の分け方に不公平感を感じたので、結果として姑に月2万円を生活費分としてもらえるように調整しました。

2万円って少ないかもしれませんが、私としてはその分日中子供を見守りしてくれたり、子供が体調不良の時は対応してくれたりと本当にいてくれるだけでありがたかったと思ったので、2万円という金額は決して安いとは思わなかったです。

その分、私が安心して仕事ができる環境が出来ていましたし、子供らもばぁばと遊べて本当に嬉しそうでしたから。

でもこれは私の場合ですので、生活費を分担する場合には、親世帯、子世帯それぞれが何にお金を使っているかという視点で、分担割合を決めましょう。

例えば、日中家にいるのが親(祖父母)世帯で、自分たちはほぼ仕事で不在の場合には、電気やガスを多く使用するのは親世帯となるため、光熱費は親世帯、家のローンなどは子世帯などと項目ごとに決めていくとスムーズかと思います。

もちろん世帯別の収入状況にも大きく左右されるので、一概には言えませんが、家計の状況をみんなで共有し話し合って決めていくことが大切です。

お金のトラブルさえ上手に回避できれば、二世帯住宅の暮らしやすさは無限大ですよ✨

トラブルになりやすい生活費の項目と上手に分担するコツ

では生活費の項目を分けるという方法ですが、分け方によっても揉めやすい項目があるので注意が必要です。

生活費を分担する際に揉めやすい項目
  • 電気・ガス・水道代の光熱費全般
  • 食費
  • トイレットペーパーやシャンプー、洗剤など共有しているモノの生活用品代
  • 子供へのお小遣い
  • 家具家電の購入、修理費用

このように「二世帯が一緒に共有している、または支払う必要があるもの」は、どちらが多く使ったなどと不公平感を生みやすく、トラブルになりやすい項目と言えます。

ですので、項目費を決めて生活費を分担する際は「誰が」「どのくらいの割合で使用しているか」と家族で共有して分担するとトラブルなく、納得して生活費を分けることができます。

ルールを決めても価値観の違いによる出費に注意

余談にはなりますが、しっかり生活費の項目別に出費を把握し、分担ルールを決めても、我が家ではちょっとトラブルになったことがありました。

それは、金銭感覚の違いによる出費です。

特に私の場合は姑と「食費」の価値観が違いすぎて、ある意味ショックを受けました(笑)

トメ
トメ

ちょっとぽん子さん、お使いお願い!
お醤油終わっちゃったから買ってきてくれる?

これと同じやつ!○○のスーパーにしか売ってないからよろしくね!

そういって、指示されたスーパーに行くと、なんと超高級醤油!!!
1本3000円以上するものでしたwww

食費に関しては、私も姑も気が向いた時に好きな物を買いたいので、お互いが様子を見ながら出し合う、というのが我が家のルールにしていました。

なので、金額を見て私は唖然・・・
とりあえずその場は購入しましたが、もう絶対に代わりに買うのは辞めようと誓った出来事でした。

なので、余計なお使いを引き受けるのはやめときましょう(笑)
自分の価値観が相手の価値観と合うだろう、と思うのは二世帯同居では絶対に思わない方がいいです。

二世帯同居をする場合の生活費の分担のコツ【まとめ】

ここまで読んでいただきありがとうございました!
何か参考にしていただけそうでしょうか?

この記事のまとめを書いておきます↓

まとめ
  • ルール決めは同居前に!項目ごとに決められたらベター!
  • 生活費の中で揉めやすい項目を把握してそこを分担できるようにする
  • お互いが不公平感がないように話し合う
  • 金銭感覚が一緒だと思わないように!

ぜひあなたもお金に関するルールはしっかり決めて、楽しい二世帯ライフをお過ごしくださいね(*^-^*)

このブログの管理人
ぽん子
ぽん子
二世帯住宅を自分一人で建てたママ
約10年前に夫、姑、子供3人の6人家族で住む二世帯住宅を建てたアラフォーママ。
家の見学、土地探し、HM選び、ローン審査、間取り決め等すべて女一人でやりました✨(理由は旦那がクズ過ぎたからw)
そのノウハウや女性目線での2世帯住宅を建てる際の注意ポイントをお伝えしていきます。
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